新宿の奇祭「新宿三井ビルディング 会社対抗のど自慢大会」紙吹雪の正体はシュレッダーのごみ

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1975年から続く、オフィスビルの祭り

「新宿三井ビルディング 会社対抗 のど自慢大会」は、東京・西新宿の新宿三井ビルディングに入居しているテナント企業だけが出場できるカラオケ大会です。

会社員の歌声が西新宿に響き渡る、夏の風物詩「第49回 新宿三井ビルディング 会社対抗 のど自慢大会」開催! | 三井不動産株式会社のプレスリリース

第1回はビル竣工の翌年、1975年。

2026年で49回目を迎えました。

毎年SNSで話題になる「新宿の奇祭」を私は毎年楽しみにしています。

2026年の第49回は、55社・計88組が出場。

観覧者は3日間でのべ7,000人(!)

1社につき3チームまでという枠が決まっているので、社内選考をする会社もあるのだとか・・・

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紙吹雪の正体はシュレッダーのごみ

ステージに舞い上がる大量の紙吹雪は、使用済みの「シュレッダー紙」

応援団の方たちが、歌に合わせて手でステージに投げ入れています。

きのうまで仕事で使っていた紙が、同僚の熱唱のためにキラキラ舞っているのです。

パフォーマンスも本気です。ダンスあり、衣装あり、演出あり。

歌のうまさだけを競う大会ではないことが、動画を見ているとよくわかります。

応援とヤジがいちばん面白い

歌のうまさを競う大会ではあるのですが、動画で見ていて毎年いちばん笑ってしまうのは客席のみなさん。

全力でシュレッダーの紙吹雪を投げ入れ、絶妙なタイミングで飛ぶヤジ。

会社の飲み会の延長ではなく、かといって体育会系の応援でもない、あの独特のテンション。

同じ会社で働いている人たちの距離感が、そのまま声援になって出ている感じがします。

「新宿のサマソニ」「社会人の文化祭」と呼ばれることもあるようですが、どちらもわかる気がします。

奇祭にしまじろう登場

2026年にSNSでいちばん話題になっていたのは、ベネッセのステージでした。

会社の看板キャラクターを、社内イベントに出すベネッセの本気を見た気がします。

選曲王道過ぎますが・・・

来年こそは観戦したい

毎年「今年こそ」と思っているうちに終わり、SNSに流れてくる動画を見て笑って、また来年、を10年以上くり返しています。

それでも毎年欠かさず見てしまうのは、ここに日本の会社員文化のいちばん面白い部分が出ていると思うからです。

会社という場所は、学校とも家族とも違う、少し変わった集まりです。

仲が良いわけでも悪いわけでもない人たちが、毎日同じフロアで働いている。

その人たちが、年に一度だけ、仕事とまったく関係のないことに全力を出す。

しかも、社内だけで完結させず、道行く人が見られる広場でやる。

運営は大変だと思いますが、これが50年近く続いていて、しかもテナント企業でもない外の人間まで毎年楽しみにしているというのは、なかなかできることではありません。

来年こそは私もシュレッダーの紙吹雪を生で見てみたい。

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