更新の時期がやってきた
先日、船舶免許の更新手続きに行ってきました。
5年に一度の更新。
前回取得してから、あっという間に時間が過ぎた気がします。
普段の生活では船舶免許のことを忘れがちですが、いざ更新の時期が近づくと「そろそろ手続きをしなければ」という気持ちになります。
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更新前に知っておきたい大切なこと
今回の更新を通して、改めて知った重要なポイントをお伝えします。
これから更新される方の参考になれば幸いです。
更新は1年前からできる!
意外と知らない人が多いのですが、船舶免許の更新は1年前から手続きが可能です。
海事:操縦免許証の更新 – 国土交通省「まだ早いかな?」と思わず、余裕を持って更新することをお勧めします。
なぜなら、うっかり失効してしまうと後々面倒なことになるからです。
失効すると更新料が跳ね上がる
通常の更新料は10,000円前後なのですが、もし失効してしまった場合は17,000円前後と、なんと7,000円も高くなってしまいます。
船舶免許を更新する – 船舶免許・ボート免許 | ヤマハ発動機さらに怖いのが、免許を紛失してしまった場合です。
この場合、更新料がさらに高額になってしまいます。
期限切れ + 紛失となると、金銭的な負担がかなり大きくなってしまうので、免許証の保管場所もしっかりと確認しておきたいものです。
この差額を考えると、早めの更新と免許証の適切な管理がいかに大切かがわかります。
私も今回、期限の数ヶ月前に手続きを済ませることができて、ほっと一安心でした。
証明写真は2枚必要
更新手続きには証明写真が2枚必要です。
1枚だけ用意していって「あれ、もう1枚?」となってしまわないよう、事前に確認しておきましょう。
最近は証明写真機も多く設置されているので、当日でも対応はできますが、時間に余裕を持って準備しておくと安心です。
車の免許更新と似ている部分も
船舶免許の更新では、車の運転免許更新と同じように動画視聴があります。
安全運航に関する内容で、事故事例や注意すべきポイントなどが紹介されていました。
普段なかなか意識することのない安全面について、改めて考える良い機会になりました。
車の免許更新を経験したことがある方なら、「ああ、あの感じね」と想像していただけるのではないでしょうか。
2022年に起きた「知床遊覧船沈没事故」の話もありました。
船舶免許の更新を持つ身としては、絶対に忘れてはいけない事故だと思います。
先生から聞いた最近の海難事故の話
更新講習では、先生から最近実際に起きた海難事故の情報も教えていただきました。
ニュースでは大きく取り上げられないような事故でも、実は身近なところで様々なトラブルが発生しているということを知り、正直なところ、少し身が引き締まる思いでした。
「自分は大丈夫」と思いがちですが、海の上では予期しないことが起こり得るということを、改めて実感させられました。
こうした生の情報を聞けるのも、更新講習の貴重な側面だと感じます。
これから更新される方へのアドバイス
船舶免許の更新を控えている方に、今回の経験を踏まえてお伝えしたいことは:
早めの行動が一番ということです。
車の免許と違って、船舶免許は毎日使うものではないという人がほとんどだと思います。
車なら通勤や日常生活で使うので更新時期を意識しやすいのですが、船舶免許は使用頻度が低い分、どうしても更新を忘れがち。
だからこそ、1年前から更新できることを活用して、余裕を持って手続きを済ませることで、失効のリスクを避けることができます。
また、証明写真2枚の準備も忘れずに。
船舶免許をお持ちの場合は、ぜひ更新時期の確認をしてみてください。