『彼らが本気で編むときは、』を観ようと思ったきっかけ
久しぶりに心から観たい映画があって、映画館に足を運びました。
タイトルは『彼らが本気で編むときは、』。生田斗真さんがトランスジェンダーの女性(戸籍上は男性)を演じる話題作です。
きっかけは、たまたまテレビで生田斗真さんが映画について語っているのを見たことです。
トップアイドルに女性の役を演じさせるなんて、当時のジャニーズ事務所も本気を出していました。
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自分の気持ちにどう向き合うか
映画の中で、生田斗真さんが演じるリンコさんの言葉が心に残ります。
「手術はしたけど、この大きな手は直せない」
「マキオ(リンコさんの彼氏)の子供は産めない」
自分ではどうすることもできないことに対する葛藤。
状況を変えられなくて、悔しくて、悲しくて…。
リンコさんはその複雑な感情を、無心に編み物をすることで表現していました。
何を編んでいるのかは、ぜひ映画を観てのお楽しみです。
私はトランスジェンダーのことを全て理解している訳ではありません。
でも、「こういう生き方もある」と素直に受け入れられるような、そんな映画でした。
小池栄子さんのヒール役が完璧すぎる
この映画で特に印象的だったのは、登場人物のキャラクター設定。
中でも小池栄子さん演じるセレブママ役がハマりすぎていました。
「あの子と遊んじゃいけません!」
「あの人は普通じゃないのよ!」
こんなセリフが似合う女優さんは、小池栄子さん以外にいません。
以前のドラマでも「イヤーなママ役」を見事に演じていましたが、あの演技、実は嫌いじゃないんです。
むしろ好きです。
映画を観た後の気持ち
私はリンコさんのような「優しくて強い意志のある女性」に憧れます。
最初は違和感があった生田斗真さんの…いや、リンコさんのワンピース姿。
でも途中から「あ、リンコさんのこの洋服、素敵」と普通に見入っている自分がいました。
まとめ:いろんなことに行き詰まった時におすすめ
この映画は、人生で行き詰まりを感じた時に観ることをおすすめします。
見終わった後、きっとあなたも考えるはずです。
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