店のジャンク品で奏でる音楽の奇跡
リユースショップ「ハードオフ」の久留米国分店で店長を務める永田さん。
彼が店頭に並ぶジャンク品の楽器だけを使って演奏・歌う動画が、今ネット上で大きな話題を呼んでいます。私も魅了されたひとりで、定期的にその投稿をチェックしています。
何が凄いって、ギター、ベース、ドラム、キーボードなど すべての楽器を永田店長一人で演奏している ことです。
ジャンク品なので、時には一部の音が出ない楽器もあるなかでの演奏。
それでいて音楽のクオリティは本格的そのもの。
元々ミュージシャンを目指していただけあって、永田店長の歌唱力も特筆もの。
メインボーカルはもちろん、バックコーラスやハモリまで全て永田店長の声なんです。
さらに驚くのは、この演奏だけでなく撮影・編集作業もすべて一人でこなしているという多才ぶり。
(ハードオフのお仕事は大丈夫なんでしょうか…失礼!)
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エプロン姿の永田店長がロックスター化する夜
永田店長の動画の魅力は、その撮影場所にもあります。
一部スタジオで収録した作品もありますが、特に私が好きなのは 閉店後のハードオフ店内 を舞台に、ワイシャツにハードオフのエプロン姿のまま熱唱する姿。
この「店長による非公式活動」が実はハードオフ本社公認だというのもユニークなポイント。
公式Twitterでも永田店長の活動が紹介されています。
永田さんの壮大すぎる夢!
— ハードオフ【公式】 (@HARDOFFofficial) June 7, 2019
無謀だと分かっていても、@glay_official 様にそれとなく届いて欲しい、この想い。 https://t.co/FIyWBjetNg
この公式ツイートを見ると、いつか福岡に行った際には是非ハードオフ久留米国分店に立ち寄ってみたいと思わずにはいられません。
90年代ロック愛あふれる選曲センス
GLAYファンを公言する永田店長は、その演奏レパートリーもセンス抜群。
GLAY以外にもX JAPANやL’Arc〜en〜Cielなど、90年代を代表するロックバンドの名曲を次々と演奏しています。
私のような90年代音楽ファンにとっては、まさに宝石箱のような動画チャンネル。
特に個人的にお気に入りなのは、永田店長によるT.M.Revolutionの「HOT LIMIT」カバー。
原曲の持つエネルギーをジャンク品だけで見事に再現しています。
一応本家のPVも載せておきます。
30万人が応援する永田店長の夢
永田店長の夢は「GLAYの福岡ライブ時に1曲共演すること」
YouTubeの登録者数も既に30万人を超え、その実力と人気は本物。
この勢いなら、いつか彼の夢が実現する日も遠くないのではないでしょうか。
一店舗の店長から始まったジャンク楽器との音楽の旅が、いつか憧れのステージへと繋がる瞬間を、私も心待ちにしています。
あなたもぜひ、永田店長の驚きの演奏を一度チェックしてみてください。
捨てられかけた楽器に新たな命を吹き込む彼の姿に、きっと心を動かされるはずです。
永田店長の夢の実現を楽しみにしています。