水上オートバイの運転は「特殊小型船舶免許」が必要 多摩川ボートレース場でも講習が受けられます

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「特殊小型船舶免許」とは?

水上オートバイに乗せてもらったことがきっかけで、私も免許を取得しました。

「水上オートバイならグアムやサイパンで運転したことがあるよ!」

という方は多いのではないでしょうか。

海外は免許が無くても運転ができます。

しかし、日本では「特殊小型船舶操縦免許証」がないと水上オートバイの運転はできません。

日本でも同乗者は免許がなくても乗れます。

なお、特殊小型船舶操縦免許証は水上オートバイのみで、モーターボートなどは一級小型船舶操縦免許証又は二級小型船舶操縦免許証を取得しないと運転ができません。

船舶の種類により、航行できる距離も異なります。

海事:免許制度 – 国土交通省

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多摩川ボートレース場で講習が受けられる

私は公益財団法人マリンスポーツ財団が開催している「Marisジェットスクール」で免許を取得しました。

Marisジェットスクール | 公益財団法人マリンスポーツ財団

「Marisジェットスクール」に決めた理由は

「ボートレース場で試験を受けられるから」


私は東京都府中市にある多摩川ボートレース場で申込をしました。

講習1日、試験日1日の2日間が必要です。

1日目は学科講習(海上ルールなど)と実技講習。

(水上オートバイの点検やロープワークなど。実際に水上オートバイも運転します)


2日目は身体検査と学科試験、最後に実技試験がありました。

実技講習では水上オートバイを係留する際に、解けないようロープの結び方も教えてもらいます。

実際に初日にロープをもらうので、試験まで繰り返し練習します。

多摩川ボートレース場で受験して良かった点

(1)競艇場で講習ができる

講習はボートレースがお休みの日に行われます。
競艇の選手はいませんが、普段レースが行われている競艇場で講習が受けられる機会は滅多にありません。
ちらっと競艇のボートも見れたりで、見るもの全てが新鮮。
着替える際も女子選手の更衣室を使わせてもらいました。

(2)波が立たない

多摩川ボートレース場は「日本一の静水面」と言われているぐらい、風の影響を受けにくい水面です。

ボートレース多摩川 Official Site – 水面特性・進入コース別情報

私は絶対に水上オートバイから落ちたくなかったので、多摩川ボートレース場での教習を申込ました。

波が立つと水上オートバイに乗るのも大変です。
海以外に湖や川でも風が吹けば、結構波が立つので注意が必要です。

他のスクールは河川で行うところが多いのですが、「Marisジェットスクール」は多摩川ボートレース場の他に群馬県桐生市にある「桐生ボートレース場」でも講習を行なっています。

講習に必要な持ち物

講習は3人乗りの水上オートバイに乗ります。
多摩川ボートレース場の場合、ピットから乗れるので水の中には入りませんが、それでも足元は濡れます。膝下ぐらいは濡れるのを覚悟して下さい。

ウェットスーツもしくはハーフパンツにラッシュガードを着て、マリンシューズを履くのがオススメです。
(ビーチサンダルは脱げてしまう恐れがあるので、禁止されていました)

ライフジャケットはスクールで貸出してくれます。
ただ、免許取得後にライフジャケットは必要になるので買っておくのが良さそうです。

費用はどれくらい?

講習料や試験料などを併せて60,000円程度でした。

先生によると、特殊小型船舶免許の場合は8割以上が合格するとか。
試験の可否は約5日後にWebで確認ができます。

また、「特殊小型船舶免許」は5年おきに免許の更新があります。

どうやって乗れるの?

実際、水上オートバイを購入するにはかなりの費用が必要となります。
新艇で200万以上する水上オートバイも。
基本購入までの流れはバイクや車と同じです。

ボート・マリンジェット購入の流れ – マリン製品 | ヤマハ発動機

YAMAHAでは月会費と利用料で水上オートバイをレンタルできるサービスも行なっているので、手軽に乗ってみるならオススメです。

ヤマハマリンクラブ・シースタイルジェット – マリンジェット | ヤマハ発動機株式会社

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