12万人が涙した「もひかん家の家族会議」の奇跡
Twitterで偶然目にした投稿が、私の心を大きく揺さぶりました。
トラック運転手のパパ「もひかんさん」が毎月第一日曜日に開く家族会議の議事録。
そのあまりにも温かく、時に切ない内容に、現在12万人ものフォロワーが心を寄せています。
芸能人がSNSで華やかな日常を発信する中、もひかん家は決して裕福ではありません。
それなのに、なぜこれほど多くの人の心を掴むのでしょうか。
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借金400万円を背負った一家の現実
もひかんさん(パパ)はトラック運転手として働く中で事故を起こし、多額の借金を背負うことになりました。
ママは夜勤のパートに出て家計を支え、もひかんさんも休日はアルバイトに励む日々。
子供たちは欲しいものを我慢し、友達が当たり前に行くディズニーランドやUSJも諦めなければなりません。
それでも、子供たちの笑顔は絶えることがないのです。
議事録に込められた家族愛に全国が感動
家族会議の書記を務めるのは長女のなごみちゃん。
先月の目標を○×△で振り返り、今月の目標を話し合う様子が、丁寧な字で記録されています。
心を打つエピソード1:ばあばの目標 ばあば(もひかんさんのお母さん)の目標が「しなない」だった時、なごみちゃんは涙を流して議事録がなかなか書けませんでした。
家族を思う純粋な気持ちに、読者も思わず目頭が熱くなります。

心を打つエピソード2:50円玉の贈り物 長男のかずとよ君は、パパとママが「お金が足りない」と話しているのを聞いて、自分の貯金箱から50円玉を持ってきてくれました。
子供なりに家族を支えたいという健気な気持ちが伝わってきます。

成長を見守る12万人の「親戚」のおじさんとおばさん
もひかん家のTwitterを見ていると、まるで親戚のおばちゃんになったような気分になります。
なごみちゃんの字がひらがなから漢字へと上達していく様子、かずとよ君の優しさが育っていく過程を、12万人が温かく見守っているのです。
最も印象的だったのは、本の印税の一部を交通遺児に寄付するという決断。
結婚式も結婚指輪も買えていないのに、ママは「指輪が欲しかったらあんたと結婚してない」と言ってくれたというエピソードからも、お互いを深く尊敬し合う夫婦の絆が感じられます。
なぜTVドラマ化が決定したのか
この家族の物語がTVドラマ化されることになったのは、多くの人が「本当の幸せとは何か」を考えさせられたからでしょう。
TVドラマ『もひかん家の家族会ぎ』公式サイトお金はなくても、家族の絆があれば乗り越えられる困難があること。
子供たちの純粋な愛情が、どんな宝物よりも価値があることを教えてくれます。
借金は無事に完済され、もひかん家は今も家族会議を続けています。
応援したくなる一家の物語は、きっとドラマでも多くの人の心を動かすことでしょう。
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