競馬場が古物市場に大変身
2017年8月19日~20日に開催された「真夏の東京蚤の市」に行ってきました。
入場料わずか600円で、まさに一日中楽しめる宝探しイベントでした。
今回の会場は東京都品川区にある「大井競馬場」
競馬場で蚤の市?と思うかもしれませんが、これが想像以上に魅力的な会場だったんです。
「蚤の市」とは、ヨーロッパの大都市で春から夏にかけて教会や市庁舎前の広場などで開かれる古物市のこと。
パリの蚤の市が有名ですが、今回は東京湾岸の新天地・大井競馬場で開催されました。
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600円という驚きのコストパフォーマンス
競馬場に入るための入場料は600円(小学生以下は無料)。
都内でこの価格で一日中楽しめるイベントは貴重です。
駐車料金も1,500円と都内にしては良心的。
夏休み中ということもあり、他県ナンバーの車も多く見かけました。
入場口で料金を支払うと、おしゃれなパスポートと会場地図をもらって場内へ。
この時点でもうワクワクが止まりません。
200店舗超の掘り出し物が集結
会場内には古道具・古雑貨を中心に、古書、古着、フード、お花など、手紙社が選りすぐったお店が200店超も集結。
まさに宝探し気分で歩き回れます。
特に注目の新エリア:
- 「東京陶器市」:次代を担う陶器作家が集結
- 「東京焼菓子市」:時代の先端を走る焼菓子
- 「リュックサック・バザール」:オリジナリティ溢れるリュック
- 「シュワシュワ・ガーデン」:ビールやソーダで喉を潤せる癒しスペース
- 「東京てぬぐい市」:作家性豊かなてぬぐいの専門エリア

家族みんなで楽しめる夏祭り気分
ドライフラワーや古着、アンティークの家具や雑貨、さらには流木やネジまで(!)

見ているだけでも楽しい多彩な商品が並んでいました。
インテリアやアンティーク好きにはたまらない品揃えですが、それだけではありません。
ブローチ作りや溶接のワークショップもあり、家族連れでも十分楽しめます。
ライブやパントマイムのパフォーマンスもあり、会場のあちこちから笑い声が聞こえてきました。
地元のキッチンカーも出店していたので、ペンネをいただきながら芝生の広場でのんびり休憩。

大井競馬場は羽田空港が近いので、飛行機を見ながらの食事も格別でした。

お目当ての「東京てぬぐい市」で大収穫
今回一番楽しみにしていたのが「東京てぬぐい市」
40組に迫る工房や作家のてぬぐいが一堂に会する特別エリアです。
カラフルで賑やかなもの、モノトーンでシックなもの、型染め、注染、シルクスクリーンなど、様々な技法で作られたてぬぐいがお祭り騒ぎのように集結。
夏にぴったりの涼しげなデザインから、一年中使えるシンプルなものまで、選ぶのに迷ってしまうほどでした。

今回は夏らしい色の手ぬぐいを購入しました。

あったらいいなと思ったもの
入場料を600円支払うにも関わらず、ちょっと不便な点もありました。
次回行くなら以下の点は注意です。
(1)レジャーシートは必須アイテム
競馬場のスタンドは使えませんでした。
ベンチはあったものの、座れる場所が少なかったです。
ただ、芝生の広場は使えるので、レジャーシートがあると便利。
(2)ゴミ袋
競馬場のゴミ箱は封鎖されていた為、ゴミを捨てることができません。
「ゴミは持ち帰る、食べた容器とかは売っているお店に戻す」
というルールでしたが、ちょっとしたゴミは出てしまうもの。
ゴミ袋を持っていると便利です。
(3)買い物袋
袋は有料というお店がありました。
台車を持って行ったり、IKEAの大きな袋を持参している常連さん?も。
まとめ:600円以上の価値がある一日
若いオシャレなスタッフさんが多いなーと思っていたら・・・
なんと彼らはボランティア。
この規模のイベントができるなんてすごいです。
(後援は品川区)
また、競馬場と聞いて女子は
「トイレとか大丈夫なの?」
と思う人もいるかもしれません。
東京競馬場の一部施設はリニューアルされており、トイレもとっても綺麗でした。
競馬場自体はお休みだったようで、馬に会えなかったのがちょっとだけ残念。
「真夏の東京蚤の市」は、入場料600円という手頃な価格で、家族みんなが一日中楽しめる素晴らしいイベントでした。
掘り出し物探し、ワークショップ体験、美味しい食事、そして芝生でのんびり過ごす時間まで、まさに夏祭りと宝探しを組み合わせたような特別な体験ができます。
競馬場という意外な会場も広々とした空間で開放感があり、イベント会場として最適でした。
次回の開催が楽しみです。
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